ここのコンセプト(おちゃらけ皮肉系ブログ)とは少し方向性が違うお話をしますがご了承を・・・って元々のコンセプトでの書き方の方が、一部のアンチ俺方面の方々から非難されてるので、こういった真面目な展開なら何の問題も無いと思うがw


以前にも書いたが、俺のモーニング娘。ヲタ時代のスタイルは『コンプリスト』ってやつだった。席の良し悪しに関係なく全公演に足を運ぶわけだ。俺の周りでは他にはいわゆる『良席系』ってスタイルの人を多く見掛けた。すなわち公演数を絞って最前やその近辺でのみ入るわけだ。

この2つのスタイルには根本的に違うとこってのがあると思う。思うにそれはコンプリストってのは相手主導で、良席系ってのは自分主導だって事。コンプリストってのは自分のコンディションに関係なく、向こうがライブするとこに全て行く。たとえ気分の乗らない公演(向こうにとっても自分にとっても)でも一応見るわけだ。逆に良席系ってのは自分のテンションに合わせて入りたいと思う公演のみ入る。

この両スタイル、果たしてどっちがいいのかってのは、個人個人の価値観の差がある事なのでここでは一概には語らない。


ただ俺がコンプリストやってて思ったのは、その公演でのみあったハプニングや感動を共有出来るって事。歴史の証人みたいな気分になれるのはコンプリストの特権みたいなもんだなw 相手側のバイオリズムの波が上の時も下の時も見てきてるんだから、なんとなくだが共有感もあるし、ケチをつけるにしてもそれだけの裏付けがあるわけだから言い易いしw

でも気分の乗らない時に公演を観るのも結構大変な事なんだよ。正直、行くのすら嫌になった事もある。もうええわって思った事も一度や二度じゃない。自分が熱出してうなされてるのに、必死に移動してライブ観て何が楽しいのかって思った事もある。その状況でライブ観た時は、向こう側のパフォーマンスによって自分自身のメンタルな部分が救われた公演もあったが、もちろん俺自身や相手側に対して申し訳ない気持ちになった事もあった。


さて、じゃ本題の先日の吉澤ひとみさんの発言に関して。この発言に関して色んなブログなどで多くの方が感動を語っていた。観に行けた人、観なかったがこの件を伝え聞いた人、それぞれが感動出来るいい出来事だったと個人的には思う。だからこれを観に行けてないヲタは、観に行けてない事を悲観することは全くないと思う。さっきも経験談として書いたが、自分の身体やメンタルな部分、仕事などでのコンディションが伴わない時に行っても、自分にとって必ずプラスになるかと言えばそうじゃない。逆に自分のコンディションのせいでその時感じられる感動が削られる可能性だってある。


今回は素直にその感動を受け止めるだけでいいんじゃないかな。あとはその想いを本人にぶつけてみればいいだけ。幸いそういう機会があるわけだから。